人材派遣の面接で一般常識の知識は必要?

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面接では「時事問題」「ビジネスマナー」に関する一般常識の知識は必須です

人材派遣の面接では、一般常識にあたる知識を身に付けておくようにしましょう。

人材派遣会社に勤務するとさまざまな職場に派遣される可能性があります。

そのため、どのような業界でも、通用する時事問題やビジネスマナーに関する一般常識は特にしっかり覚えておくことが必要です。

時事問題については、最新のニュースや社会的影響の大きい話題について、面接時に質問されてもいいように自分の意見や考えをまとめておくようにしましょう。

ビジネスマナーについては、職場でのあいさつや電話応対、メールの書き方など、人材派遣会社に限らずさまざまな業界で通用する基本的な一般常識としてのマナーが問われることになります。

一般常識についての質問に備えておきましょう

人材派遣の面接を受ける際、一般常識に関する質問が来た場合の対策を立てておくことは重要です。なぜなら面接官にとって、一般常識の有無はその人が雇うにふさわしい人間性や知識を持っているかどうか、推し量るための指標になります。

また、人材派遣会社の社員はさまざまな職場や業界・業態に対応する必要があるので、どこでも通用する程度の最低限の一般常識がないと困ることが多いでしょう。このことを踏まえて、以下では面接時に一般常識を身に付けることの必要性を説明します。

【一般常識は人間性や知識量の指標になる】
面接官は一般常識に関する質問を通して、応募者の人間性や知識量を判断します。一般常識があるということは、自分の周りの世界に対して関心や理解があるということです。

そのため、社会的なルールやマナー・歴史・地理・政治・経済などの分野について、基本的な知識や見識を持っているかどうかが一般常識を通して問われることになるでしょう。また、一般常識がある人は、仕事でも柔軟な思考やコミュニケーション能力、問題解決能力などを発揮できることが多いです。

その反対に一般常識がない人は、仕事でも協調性・適応性・学習意欲が低いと見なされてしまうでしょう。

【人材派遣会社はさまざまな職場・業界・業態に対応している】
人材派遣会社の社員は、さまざまな職場・業界・業態に対応しなければなりません。それぞれの分野では、専門的知識だけでなく一般的な知識や常識も必要です。

これらの知識や常識は、その職場で信頼されるプロフェッショナルとして働くために不可欠と言えるでしょう。

【情報リテラシーを判断する指標にもなる】
面接官は、一般常識の有無を通して、応募者の情報リテラシーも判断するでしょう。情報リテラシーとは、情報を収集・分析・評価・活用する能力のことです。

現代社会ではインターネットやSNSなどで多様な情報が氾濫していることから、その中から必要な情報を見つけ出し、正確さや信頼性を確認し、自分の意見や判断に反映させるスキルが社会人として重要になります。そのため、面接官は、その人の持っている一般常識を通して、その人がどのように情報を入手し、そして学びを得ているかをチェックすることになるでしょう。

例えばどのようなメディアから情報を得ているかどうか、その情報の出典や根拠を知っているかどうか、そしてその情報どのような感想や考えを持っているかを確認することになります。インターネットによる情報収集は、現代ではどのような仕事でも必要になることから、正確な情報を収集して効果的に活用する能力は大変重要です。

こうした観点から見ても、人材派遣会社の面接では一般常識を身に付けることが必須であることが分かるでしょう。

一般常識はこのように身に付けましょう

人材派遣の面接を受ける際、特に押さえておくべき一般常識や時事問題やビジネスマナーに関する事柄です。この二つの分野についての一般常識を持ち合わせているかどうかは、先述した通り、面接官にとって応募者の人間性・知識量・情報リテラシーを推し量る大きな指標となるでしょう。

以下では、一般常識に該当する時事問題・ビジネスマナー・その他の知識の覚え方を解説します。

【時事問題】
時事問題は、主に現代社会や世界で起きている出来事や話題のことを指します。一般常識としてこの分野の知識を身に付ける場合は、政治・経済・国際関係・科学技術・文化芸術・スポーツなどさまざまなジャンルの情報をキャッチアップすることが必要です。

日々移り変わるこれらの情報をキャッチするには、新聞や雑誌、ニュースサイトやSNSなどのメディアをこまめにチェックしましょう。特に、人材派遣会社が関わる業界や業態、あるいはビジネス業界全般に関する情報には注目するようにしてください。

例えば、コロナ禍での働き方の変化やテレワークの普及、デジタル化やAIの進展などは見落とせません。また、大切なのはただ情報を得るだけでなく、それを整理し、分析して自分なりに評価することです。

特に、その情報に対してどのような考えや感想を持ったかというのは、面接時によくあるタイプの質問なので注意しましょう。

【ビジネスマナー】
ビジネスマナーとは、業種・業態に関係なくビジネスマンに必要とされる礼儀や作法のことです。ビジネスマンはあいさつや敬語、電話やメールの対応、会議や商談の進め方などについて、さまざまな場面で最低限のマナーを守ることが求められます。

こうしたマナーを身に付けようとする場合、書籍や教材、動画などを参照するのが一番の近道です。また、実際にビジネスマナーを実践することも大切です。

面接時には、それらのマナーが試されていると考えましょう。前項で説明した時事問題については、人材は現会社の面接官から回答を求められることが多いです。

しかしビジネスマナーについては特に質問されることはなく、面接を受けている時の立ち居振る舞いが、そのまま応募者の一般常識を表すことになります。面接時に自分がきちんとマナーを守れているかどうかをチェックしたい場合は、自室で鏡の前で面接の練習をしたり、自分の挙動を動画で撮影して後で見返したりするのがおすすめです。

【その他の知識】
上記で挙げた時事問題やビジネスマナー以外にも、歴史・地理・科学・数学・文化・芸術などの分野に関する知識は最低限身に付けておきたいものです。これらの分野の常識的な知識は一般教養とも呼ばれます。

自信がない人は、小学生レベルのものでもいいので、学生向けのテキストを読んで学び直すことをおすすめします。

また、自分が特に興味を持っている分野についても、面接時に質問されたら明確に説明できるようにしておいてください。一般常識に自信がなくても、自分の興味があるジャンルについて、その魅力などを明確に情熱を持って説明できれば、それだけでも面接官の印象はだいぶよくなるでしょう。

一般常識に関する質問が出た場合、回答方法にも注意しましょう

人材派遣会社の面接を受ける際は、一般常識に関する質問が出た場合の回答方法にも注意する必要があります。以下では、やってはいけない回答方法とその理由、もしも回答に詰まってしまった場合に、さらに好感度を上げるための回答方法を紹介します。

【無知・無関心をさらけ出す回答】
一般常識に関する質問が出た場合、やってはいけない回答方法の一つは、無知・無関心をさらけ出す回答です。例えば、「知りません」や「興味ありません」などの一言で済ませる回答は厳禁です。

自分の無知と無関心を示すだけでなく、対話を打ち切る形になってしまうため、人材派遣会社の面接官に対して敬意や興味を持っていないという印象を与えます。面接官は、仕事に対しても同じような態度をとるのではないかと疑うでしょう。

また、「それはどうでもいいことです」や「それは私には関係ありません」などの否定的な回答もいけません。これは自分の価値観や判断基準を押し付ける言い方です。

このような態度をとられたら、面接官は、この人は仕事で他人と協調できないのではないかと感じるでしょう。

【社会通念や一般的な倫理観から外れた回答】
一般常識に関する質問に対して、社会通念や一般的な倫理観から外れた回答も避けてください。例えば、質問内容に対して「人権侵害だ」「差別だ」などの過剰な反応や主張をするものです。

このような反応を示すと、自分の感情や意見を抑えることができず、相手の立場や状況を考慮しない人という印象を面接官に対して与えることになります。

また、「私はそう思わない」「私はそういう人ではない」など、過度に自分の考えなどを前面に出す回答もやめましょう。このような回答は、応募者は自分の言動が常に正しいと思っており、他人の規範や価値観を尊重できない人だという印象を人材派遣会社の面接官に与えます。

そして、「それは個人的な問題です」「それはプライバシーに関わるので回答を避けます」といった回答もしないでください。このような回答は、回答者が問題に向き合うことから避ける性格で、自分の責任や立場を認めず、仕事で誠実な対応ができないという印象を面接官に抱かせるでしょう。

【さらに好感度を上げるための回答方法は?】
一般常識に関する質問が出て、どんな質問にも淀みなく即座に回答できる人は稀です。面接官もそのことは分かっており、答えにくい質問が出た場合は応募者の回答内容そのものよりも、答えにくい質問に対してどのような態度で向き合うかをチェックします。

では、答えにくい質問が出た場合、応募者はさらに好感度を上げるためにどう回答すればいいのでしょうか。まず大切なのは、「それは興味深いです」や「それは重要だと思います」などの肯定的な回答をすることです。

これは、自分の興味関心の深さを示すだけではなく、面接官に対する敬意や興味を示すことになります。また、「それは私も知りたいです」や「私も勉強したいです」などの謙虚な回答も効果的です。

自分の知識不足を認めるだけでなく、その分野に対して学ぶ意欲や姿勢を示すという印象を与えるでしょう。

(まとめ)人材派遣の面接で一般常識の知識は必要?

1.面接では「時事問題」「ビジネスマナー」に関する一般常識の知識は必須です
面接では一般常識を身に付けておきましょう。時事問題については最新の情報を把握し、自分の意見をまとめてください。ビジネスマナーについても、派遣先はさまざまな業界なので幅広い知識が必要です。

2.一般常識についての質問に備えておきましょう
面接でうまく話せなくなる原因の多くは、予習と対策不足によって不安要素が残っていることです。予習と対策をしっかりすることが自信につながります。試験勉強と同じように、事前準備をきちんとしましょう。

3.一般常識はこのように身に付けましょう
面接では、多くの情報源から時事問題の情報を収集しておきましょう。ビジネスマナーは面接の中で実践するつもりで臨んでください。また、興味がある分野についてもきちんと説明できるようにしましょう。

4.一般常識に関する質問が出た場合、回答方法にも注意しましょう
一般常識に関する質問が出たら、無知や無関心を示すような回答は避けるようにしましょう。答えにくい質問でも肯定的で謙虚な姿勢で臨み、興味関心の深さや学ぶ意欲を示す回答を示すことで好感度が上がります。

著者情報

小松 元樹
プロフィール:転職コンサルタント。自身の転職経験から転職者により良い選択をしてもらいたいという願いから3年前に起業。多くの転職相談者にアドバイスをしている。
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