人材派遣の面接で頑張ったことの話し方のポイントは?

公開日:  最終更新日:2020/02/20

結果よりも頑張った過程について詳しく話すようにしましょう


頑張ったことというのは自分の魅力につながりますが、人材派遣の面接ではそれをどういった話し方で伝えるかによって最大限魅力やメリットが伝えられるかどうかが決まります。話し方はコミュニケーションを取るうえでも重要です。

ポイントとしては結果だけではなく、頑張った過程を話すことです。結果だけを列挙しても自慢話になってしまいます。

目的やどのような方法で取り組んだのか、それによって得たものは何か、など具体的に話すようにしましょう。

話す順番を考えシンプルに話をしましょう

人材派遣の面接で頑張ったことについて聞かれるのは、性格や人柄を把握したいという目的と伝える力を知りたい、という目的があるからです。話し方のポイントとしては、頑張った過程を分かりやすく伝えることが大切になります。

そのためにも話す順番を整理しましょう。

1. 頑張った内容
何を頑張ったのか内容についてシンプルに話します。

2. 目的について
なぜ頑張ったのか、目的や理由について話します。なぜ頑張ることになったのか経緯を説明しましょう。

3. 具体的に取り組んだ内容
結果が出るまで何をどのように取り組んだのか、目的を達成するために工夫したこと、苦労した点などについて話します。

4. 結果
頑張って取り組んだことがどのような結果になったのかを話すと同時に、頑張ったことで得られたもの、自分の行動ややってきたことが仕事にどのように生かせるのか、といった点につなげて話をしましょう。

面接に臨む前に、以上のような内容をまとめてみましょう。できるだけシンプルに話をすることが必要です。

使用する言葉や話す時間にも注意しましょう


専門知識や技術があり、それに関連する話をしようとすると専門用語が出てしまうことがあります。面接官にそれが分かれば問題ありませんが、専門分野ではないケースもあります。

そこで自分にしか分からない言葉を使ってしまうと、内容が面接官に伝わりにくくなります。それでは相手のことを考えられない、自己中心的な性格、などと判断されてしまう可能性もあるでしょう。

頑張ったことを話す際に使用する言葉は、できるだけ専門用語を避けどのような相手にも分かやすい言葉で話すことが大切です。それができれば、相手の立場に立って話をすることができる人、という印象を与えられるでしょう。

人材派遣の面接は時間が限られています。頑張ったことを話していると、あれもこれも話をしたくなるものですが、そうすると話が長くなってしまいます。

また話が長くなるとポイントが分かりにくくなってしまうものです。分かりやすく伝えるためにも、時間配分を考えて話をするようにしましょう。

反対に短すぎるとアピールにならない可能性があります。短すぎず、長すぎない時間で簡潔に話すことが大切です。

自慢になるような話し方はしないようにしましょう

頑張ったことを話していると、自慢話になってしまうことがあります。頑張った結果、賞をもらいました、全国で1位になりました、など結果ばかりを列挙すると自慢になってしまうので注意が必要です。

大切なのは結果ではなく、頑張った過程です。面接官は結果ではなく、頑張ったことで何を得られて、それが仕事にどう生かされるのか、といったことです。

その点を意識して話をするようにしましょう。

頑張ったことが見当たらなくても嘘をつくのはいけません。作り話はボロが出やすいものです。

話をしている途中で辻褄が合わなくなったり、深く質問されたりすると答えられなくなってしまう可能性があります。しどろもどろになったり、焦ったりしている様子から作り話だと分かってしまうかもしれません。

人材派遣の面接で嘘を言えば、その後の仕事にも影響が出てしまうでしょう。嘘は決してついてはいけません。

頑張ったことを話していると感情的になったり、思い出にひたってしまったりすることがあります。面接官が聞きたいのは思い出話ではありません。

物事に対して取り組む姿勢や頑張り方です。その点を踏まえて、冷静に話を進めていきましょう。

(まとめ)人材派遣の面接で頑張ったことの話し方のポイントは?

1.結果よりも頑張った過程について詳しく話すようにしましょう
人材派遣の面接で頑張ったことを話す場合は、結果を列挙するのではなく頑張った過程を詳しく話すことがポイントです。目的や方法、得たものなどについて具体的に話すようにしましょう。

2.話す順番を考えシンプルに話をしましょう
頑張った過程を分かりやすく伝えるには話す順番を整理することです。順番を整理して流れを作ることで、分かりやすく伝えることができるでしょう。

面接の前に内容や目的、具体的な取り組み、結果についてまとめててみるのがおすすめです。

3.使用する言葉や話す時間にも注意しましょう
相手に伝わりやすい話し方としては、専門用語を使わないことです。相手の立場に立って用語をかみ砕いた言葉を選んで話しましょう。

長すぎるとポイントがぼやけてしまうので、長くなりすぎないようにすることも大切です。

4.自慢になるような話し方はしないようにしましょう
面接官が聞きたいのは結果ではありません。物事に対する取り組み方や姿勢を知りたいのです。

自慢話にならないよう、結果ではなく過程について話をするようにしましょう。また作り話は決してしないようにしましょう。

著者情報

小松 元樹
プロフィール:転職コンサルタント。自身の転職経験から転職者により良い選択をしてもらいたいという願いから3年前に起業。多くの転職相談者にアドバイスをしている。
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