人材派遣の面接日に体調不良になったらどう伝える?

公開日:  最終更新日:2019/03/26

体調不良になったことを伝えるときはきちんとした態度で伝えましょう


人間にとって、健康は大切なことです。ですがどうしても体調を崩し体調不良になる可能性は否定できません。

どんなに気をつけていても、調子が悪くなることはあるからです。それが人材派遣の面接の時だとすれば、タイミングが悪く体調不良になることもあるでしょう。

もちろん十分に注意しておかなければいけませんが、人材派遣の面接日といっても、日常生活の1日である以上、絶対にないとは言えませんのでそのことを伝えればいいだけです。

問題は、体調不良になってしまったときに、面接日に人材派遣の企業に対して、どう伝えるのかでしょう。体調不良になることが問題なのではなく、社会人としての対応を見られているという部分が大切です。

報告・連絡・相談といったこともありますが、これは面接の時から始まっていることを意識しなければいけません。

連絡は電話で早急にします

実際に体調不良になってしまったら、面接日であろうとも、できるだけ早く人材派遣業者に伝えるのが必要です。迅速な連絡は、どんな場面でも欠かすことはできないでしょう。

この場合、電話連絡で問題はありません。体調不良の時に、相手のところまでいけませんし、病気であればそれこそ迷惑だからです。

メールでも伝えられますが、これはあまり好まれる方法ではないでしょう。どんな場合でも当てはまりますが、メールは記録を残せる利点があっても、失礼と感じる方が多くなります。

自分たちが普段メールで連絡を取っているからといって、企業にその理由が通じることはありません。自分勝手な判断をしないことが、調子が悪く面接に赴けない理由を伝えられるでしょう。

人材派遣の企業にも面接だけではなく、さまざまなスケジュールが存在します。仕事は他にも抱えており、時間も予定を決めて行動していることを忘れてはいけません。

仮にその後は付き合いがなくても構わないと思ったとしても、連絡するのが社会人としての対応です。できるだけ早急に面接に赴けない事情を連絡することは、当たり前の行動でしょう。

体調不良の理由は伝える必要はありません


体調不良にもいろいろな理由があるでしょう。これも個人情報であることを忘れてはいけません。

自分で何気なく話したことも、情報として使われることもあります。面接に赴けないとしても、理由はいう必要がありません。

体調不良のためと人材派遣の企業に伝えれば問題はないでしょう。実際に理由は人それぞれであり、人材派遣業としても聞き出す必要を感じていません。

もちろん、体調不良で面接にいけなくなってしまっているという事実は話す必要がありますが、キャンセルしたいのか、別の機会にしたいのか、その話だけをすればいいでしょう。

調子を崩してしまうことはだれでもあることはよくわかっていますし、人材派遣業として、数多くの人と接する以上、こうした事例も起きると理解しているからです。

それよりも、できるだけ早く治して出直すといった気持ちを持って臨む方が、もっとも建設的な行動といえます。その気持ちがあれば、そのことを伝えればいいだけです。

社会人としての常識を考えましょう

社会人として考えた時に、約束の日時を守れないのはどう捉えるでしょう。失礼なことだと感じる場合もあります。

体調不良はだれにでもありえるのですから、問題はそう思われないような対処をすることです。キャンセルをするのですから、相手の予定に狂いが出ます。

人材派遣の業者に対しても、無言でキャンセルといったことはあり得ないことでしょう。面接には時間を割きます。

さまざまな用事があることもありますが、スケジュール調整をしていることを理解しなければいけません。失礼がないようにキャンセルをするというのは、社会人として当然の行動です。

一度でも無言でキャンセルをすれば、二度と信用はされません。断りの電話は、できるだけ早いことが求められます。

忙しい時間をさけることは大切ですが、予定を考えれば素早い連絡が生きるでしょう。人材派遣業の忙しい時間を把握している人であれば、その時間をさけるべきです。

ですが担当者の時間は、他の人たちが休み時間の時に動いている可能性もあります。ただし、明らかに仕事以外の時間には掛けないようにするべきです。

休みであることがわかっていて連絡を入れるのは、大変失礼でしょう。配慮するべきことは、まだまだあります。

それでもとにかく早く伝えるということが、一番ベストな選択ということは間違いありません。

(まとめ)人材派遣の面接日に体調不良になったらどう伝える?

1.体調不良になったことを伝えるときはきちんとした態度で伝えましょう
体調を崩すことは、だれにでもあり得ます。

問題となってくるのは、社会人として、面接日に体調不良になったことをどう伝えていくのかを、人材派遣の企業はみていることを考えなければいけません。

2.連絡は電話で早急にします
社会人として、体調不良で面接にいけなくなったことは早めに伝えるべきです。

人材派遣の企業にも、面接以外に予定がありますので、メールでは失礼と捉われかねないため、電話で早急に連絡するべきです。

3.体調不良の理由は伝える必要はありません
体調不良にも理由がありますが、面接にいけないという話をするだけで、細かに人材派遣業に対した話をする必要はありません。

それよりも、これで終わりにするのか、次の予定を決めるのかといったことが大切です。

4.社会人としての常識を考えましょう
面接の断りの連絡を入れるときには、できるだけ早く伝えることがひとつです。

相手の時間を配慮するべきですが、どの時間に忙しいのかわからない以上、明らかにお休みの時間や日を避けるようにするといいでしょう。

著者情報

小松 元樹
プロフィール:転職コンサルタント。自身の転職経験から転職者により良い選択をしてもらいたいという願いから3年前に起業。多くの転職相談者にアドバイスをしている。
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