人材派遣の面接で好きな言葉を聞かれたら?

公開日:  最終更新日:2019/04/02

奇妙な答えを言う必要はなく、普通の答えで構いませんから即答を心がけましょう

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誰もが知っている言葉を自分の好きな言葉として人材派遣の面接時に答えたとしても、問題はありません。人材派遣の面接で好きな言葉は何かと聞かれ、相手に対して強い印象をつけたいと思い気負った言葉にする必要はありません。

シンプルな言葉でもみんなが良く知っている言葉でもかまわないのです。その言葉を面接官は聞きたいのではなく、言葉の裏にあるあなたの考え方やエピソードなど、あなたという人柄がわかるような事柄が知りたいのです。

聞かれた時には即答をしましょう。即答をしなければ本当にその言葉が好きなのかどうか疑わしいと思われてしまいます。

言葉を普段から意識しているとすぐに答えられるだろうと思われるのです。

質問されたら即答する

人材派遣の面接で「好きな言葉は何ですか?」と質問をされたらしばらく考え込んでから答えを出すのではなく、すぐに答えられるようにしておきましょう。好きな言葉というのは心の中にあるものですから、考えてから答えるようなものではありません。

人材派遣の面接なので緊張してしまってすぐに答えが出てこなかったというのも言い訳にしか聞こえないでしょう。好きな言葉を自分のモットーにしていると、急に質問をされても戸惑うことなく応えられるはずです。

ただ言葉を答えるだけではアピールが足りません。ただ好きだからという理由ではちっとも説得力がありません。

どうして好きなのかという理由とともに、好きになった理由や、その言葉を胸に秘めていることに基づく行動などがあれば、完璧な答えになります。面接では言葉が大切なのではなく、その言葉にかかわってくるあなたの行動や考え方が重要になってくるので、面接官はそこを見ているのです。

聞かれた質問には適切に答えましょう

人材派遣の面接だけに言えることではありませんが、聞かれた質問には適切に答えましょう。聞かれた質問に対して「わかりません」「とくにないです」などと言う答えは適切な答えではありませんし、ヤル気を感じられませんし意欲がないと受け取られてしまいます。

だからと言って聞かれてもいないことを長々と時間をかけて話すことや、全く質問とかけ離れた答えを話すこともダメです。コミュニケーション能力が低いと思われてしまいます。

【話し方にも要注意!】
ぼそぼそとうつむき加減で話をされては何を話しているのかはっきりと聞きとることはできませんし、ネガティブな印象を相手に与えます。面接の間は相手の顔を見て、ハキハキと受け答えをしましょう。

口べたでもコミュニケーションがきちんとでき、前を向いて話をしてヤル気を感じられる人であれば面接はクリアできますから、むやみに怖がる必要はないのです。自分に自信を持って面接に挑みましょう。

好きな言葉を意識した行動があればなおさら良い

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面接時に好きな言葉とその言葉を好きになった理由だけを答えてもいいですが、やはりもっと自分をアピールするためには言葉を意識した行動のエピソードがほしいところです。好きな言葉が常に心の片隅にあるので、それを意識して具体的にどのような行動をしているかを話せば、人材派遣の面接官はあなたと言う人物をさらに知ることができます。

言葉を意識することで、自分のためになったことなどを具体的に話してもいいでしょう。言葉に影響されて、具体的に実践していることを話せばなおさら説得力があります。

その言葉をどうして好きなのかと伝えることも大切ですが、好きなことの理由だけを述べるのであれば、誰でも言えます。口先だけでは何とでも言えるので、具体的な事例を伝えることでアピールを強めることができるのです。

好きな言葉は「一日一善」でも「継続は力なり」のような良く知られている言葉でもかまいません。必要なのは具体的な行動やエピソードです。

面接官はあなたのどこを見ているかと言うと、あなたの人柄を見ているのです。どんなに難しい言葉を使っていたとしてもヤル気がなく暗い印象の人は魅力的には映りません。

どんな言葉が好きですか?と質問をしてどのような人物であるかを見ているのです。そのためにはただ好きだからという言葉ではなく、自分と言う人物を知ってもらうことができるような言葉選びをしましょう。

(まとめ)人材派遣の面接で好きな言葉を聞かれたら?

1.奇妙な答えを言う必要はなく、普通の答えで構いませんから即答を心がけましょう
印象付けようとインパクトのある答えを用意する必要はありません。

面接官が知りたいのはそこから読み取れるエピソードや人柄です。自分なりの素直な答えを言えるように準備しておくとよいでしょう。

2.質問されたら即答する
面接で好きな言葉を聞かれてから長考すると、印象を悪くしてしまうことも考えられます。

緊張してしまうことも考えられますが、質問を受けたらすぐに自分のモットーと絡めて話ができるように準備しておきましょう。

3.聞かれた質問には適切に答えましょう
質問をされたときに「わかりません」「とくにありません」といったはっきりしない答えは望ましくありません。

自分なりの答えが話せればよいので、堂々と答えることができるよう自信を持って面接に挑みましょう。

4.好きな言葉を意識した行動があればなおさらよい
好きな言葉とその理由をつけ加えるだけでも答えとしては十分ですが、そこに関連する具体的なエピソードや実践している事柄なども話しましょう。

信憑性が増し、より効果的に面接官に対して自分を売り込むことができます。

著者情報

小松 元樹
プロフィール:転職コンサルタント。自身の転職経験から転職者により良い選択をしてもらいたいという願いから3年前に起業。多くの転職相談者にアドバイスをしている。
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